雨のシンフォニーホール

 関西フィルの定期演奏会で雨に会うのは久しぶりで、そんな雨の中でもたくさんの方が会場に詰めかけていた。シルバーカーを押すおばあちゃん、足が悪く2本の杖を突くおじいちゃんも新年度のコンサートに顔を出している。長居公園で運動しているいつものおじいちゃんの顔が見られなくなっているのに、コンサートを聴きに来るおじいちゃんおばあちゃんの元気な姿を見るとホッとする。  指揮下野竜也の今日のコンサー…

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関西フィル 定期演奏会 第326回

 青春18切符で岡山の山城歩きに出かけた帰りにコンサートに寄る。山城の歩き疲れに加えて普通電車の座りづめの疲れで、コンサートでは必ず眠ると思っていた。ところが作曲の比較と演奏代演者に興味を惹かれ珍しく眠らずに聴いていた。演奏が終わった後で指揮者飯森泰次郎が舞台でひっくり返るハプニングも起きた。その瞬間はバルコニー席なので見えなかったが、演奏後の拍手に出てきたときにハプニングは起こったようだ。…

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オペラ「夕鶴」(兵庫県立芸文)

 チケットを購入した後で調べると、2011年11月に日生劇場で2018年には同じ芸文ホール、演出岩田達宗氏で観ていて今回は3度目になる。しかし、前回の演出など忘れていて思い出せない。覚えていたのは機を織る音楽だけは覚えていた。芝居を観ながらウクライのことが頭に浮かんでくる。    ウクライナは国を守るために、夫は戦場に残って家族は避難する。避難は海外と国内の避難場所があり、国内の避難場所…

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関西フィル定期演奏会(シンフォニーホール)

コロナ感染の影響で外出が思うようにできなくなってしまった。関西フィルのコンサートは定期会員で支払いは終わってるので、滞っている外出の一環として出かける。ホールで手渡されるプログラムの演奏曲から眠ってもいいかと思っていたら、本当に眠っていた。目が覚めていたのは休憩時間に堀川恵子著の「暁の宇品」を読んでいた時だった。自然なかたちで耳から入ってくる演奏を聴きながら、夢現の世界に浸れるのは至極の世界なの…

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Q・エクセルシオ コンサート(フェニックスホール)

日本室内楽振興財団とホールのコラボ演奏会。3年に一度開催されている大阪国際室内楽コンクールが昨年5月に第10回として開催を予定していた。しかし、コロナ感染拡大で中止になってしまった。その第10回大阪国際室内楽コンクールが来年に開催される。そのコンクールを盛り上げるために歴代のコンクール入賞者の演奏会が設定される。Q・エクセルシオは第2回の入賞者で延期された昨年のコンクール前にも最初に演奏会が…

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「竹取物語」びわ湖大ホール

(1月23日) 天気予報は午後から雨の予報だったが、30分前にホールに辿り着くまでは雨は降らずにいてくれた。琵琶湖の湖岸からは霞がかかったように視界は悪かったが、びわ湖バレーのある蓬莱山だけが浮かび上がるように見える。 「竹取物語」は作曲・台本とも沼尻竜典の作品で2014年の横浜みなとみらいホールで演奏会方式で初演された。見たような見ないようなと定かではなかったが、どうも初めて見る歌劇の…

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黒田卓也クインテット(兵庫芸文)

<12月21日> 今日は購入していたチケットの最後の一枚で、今年最後のコンサートになった。昔は大晦日のコンサートに出かけ年を越していたが、今はそんな気力がなくなってしまった。黒田卓也の演奏を聴くのは2度目だが兵庫出身の黒田自身も前回が芸文での初演奏だったようで、演奏前の話の中で前回は・・・、というトークがよく出てきた。客層は前回はあまり気にしていなかったがおばさんより年寄りよりの女性が多く…

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東京 「和田誠展」

<12月8日> 初台のオペラシティアートギャラリーで19日まで「和田誠展」が開催されているが残りの日数も少なくなった。丁度午前中にQエクセルシオのコンサートがある日があったのでその日に合わせて出かけることにした。 コンサートは晴海トリトンスクエアの第一生命ホールで11時15分開演なので、時間に余裕を持つため割引の利かない「のぞみ」を利用した。お陰でお昼の食事場所を事前に調べることもできた…

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関西フィル定期演奏会 第324回

<11月26日> もともと音楽監督のA.デュメイ指揮、J・ワンのチェロが予定されていたのが、大山平一郎指揮、伊藤悠貴チェロに変更になっている。2か月前に出演者変更のハガキが届いているが、いつものことなので気にはならない。プログラムによると伊藤悠貴さんは15歳で渡英、21歳で2010年のブラームス国際コンクールで優勝、2011年のウィンザー祝祭国際弦楽コンクールで優勝しその後も海外で活躍され…

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NHKBS 庄司紗矢香リサイタル放送

BS3プレミアムの朝5時の放送。床からリモコンでテレビの電源を入れると、白のパンツに赤色系のシャツのヴァイオリニストが椅子に座ろうとしている映像が映った。顔がふっくらしていて庄司さんには見えないのだが・・・。2020年12月15日浜松で演奏された録画でコロナ下で再開したドイツでの演奏会で、音楽が持つ意味を再確認されたインタビューも放送されていた。字幕には脚の不調で椅子に座っての演奏と注釈もあった…

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関西フィル定期演奏会(第323回)

<10月30日> シンフォニーホールのお昼の演奏会で、梅田に出たついでに成城石井でコーヒー豆とジュンク堂で「ジェネレーション・レフト」(著Keir Milburn訳斎藤幸平)の本を買ってきた。本は以前マルコメ味噌の「料亭の味」が自主回収した時に頂いたクオカード1000円分を利用した。 ホールに着いたときは指揮者の藤岡幸雄氏が、協奏曲「十六夜」>の作曲される切っ掛けとなった作曲家菅野祐…

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Q・エクセルシオ 京都定期演奏会(府民ホールアルテイ)

<10月23日> コロナの影響で今でも海外からの演奏者が来日が出来ずに公演の中止が相次いでいて、コンサートに出かける機会がコロナ前よりも減っている。それでも10月は4回のコンサートに出かける。それも珍しくオペラ、ソロ、四重奏団、オーケストラとジャンルが違って、それぞれ心落ち着く時間が過ごせればと思っている。予備の情報は入れなくなったので、時々新しい発見をするときもあり、それもまた楽しい。 …

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諏訪内晶子 ソロ・リサイタル(いずみホール)

<10月21日> 諏訪内晶子の大きなポスターが家にあるのだが、いつの頃の物なのかは覚えていない。諏訪内晶子を聴くのは久しぶりで、今日の演奏曲はバッハソナタとパルティータ。バッハは全曲に近くCDを揃えているが諏訪内晶子はというよりほとんどが古い録音の物が多く、最近は新しいCDの購入も少なくなったのでコンサートで聴くことが多い。朝に腹筋運動の「レシット」で1m落下した腰の痛みを抱えてホールに向…

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プッチーニ 歌劇「つばめ」(びわ湖ホール)

<10月8日> びわ湖の初日公演を聴いてきた。最後の幕でマクダが愛したルジューロの家には入れないと去ってゆくシーンでは涙が浮かんでしまった。今日のマクダは中村恵理さんが演じていたが、これが良すぎた。プログラウの中村さんの紹介は、2008年英国ロイヤル・オペラでデビューし、翌年アンナ・ネトレブコの代役でとして出演し一躍脚光を浴び、2010年から6年間にわたりバイエルン国立歌劇場の専属歌手とし…

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関西フィル第322回定期演奏会

<9月11日> 盛の夏を過ぎ朝夕が涼しく過ごしやすくなってきて、ようやく秋の芸術関連の行事が始まりはじめた。コンサート帰りに大阪駅の「LUCUA 1100」のモンベルと、ヨドバシビル「LINKS UMEDA」の石井スポーツに買物に寄った。いずれのビルも買い物客でかなりの混雑ぶりでだった。また若者向けの自衛隊のワクチン接種が始まり、駅前にある無料バス乗りにも列ができていて閑散としたという雰囲…

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関西フィル定期演奏会

海外の指揮、演奏者が予定されていたがCovid-19の影響で来日できず、国産の指揮、演奏者に変更された。今までの出演者変更の演奏会ではチラシの作成が間にあわないのかプログラムの表紙が代用されていたが、珍しく今日の演奏会はA4のチラシが制作されている。楽団員がソリストということがあったのかもしれない。雨の降っていない時に自宅を出たのでホール前には18時前に着いてしまい、18時の開場までホール前…

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関西フィル定期演奏会 320回

4月5月と緊急事態宣言で休演になっていたので久しぶりの演奏会。演目はドヴォルザークの「スターバト・マーテル」で初めて耳にする曲である。プログラムの演目紹介をさっと読んでカバンに仕舞い込んだが、演奏中に引っ張り出して見直すと曲の内容がよく分かりだした。合唱曲の歌詞は何度も繰り返されるので、演奏と歌詞を合わせるのが難しい。加えて初めて見る光景だったのが、合唱団だけでなくソロの歌手をはじめ管弦…

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横坂源チェロ・リサイタル

<3月27日> 昨年のこの時期Covid-19感染で6月に延期されたが結局中止なってしまった演奏会。プログラム1曲目「J.Sバッハ:プレリュード」演奏後マイクを持って登場し、プログラム紹介と再演できる感謝を述べた。そのあと伴奏者萩原麻未について、彼女の姿を見れば分かるのでと妊娠されていることを話した。さて2曲目から登場した麻未さんを見て思わず笑ってしまいそうになった。横坂さんの身長にも関係して…

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関西フィル定期演奏会第316回

1回目の非常事態宣言が出され解除されたころはコンサートや芝居のホールは隣を1席空けていたが、いつの頃からかホールの換気はできているとして普段通り隣の席に客が座るようになった。いつも持参しているN95マスクを使うかどうかは、ホールの混みぐあいや隣に座る人によって使うようにしている。そのN95マスクは網状のフレームにフィルターが付いているので、たたむことが出来ず嵩たかくなる。また装着は上下2本ゴ…

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びわ湖ホール「魔笛」

<1月30日> 今日のびわ湖は風もなく暖かい。去年は白くなった山並みが見られなかった比良山系が、びっしりという訳ではないが雲が晴れると白くなっている。雲に覆われた比良山系の対岸は青い空が拡がり快晴である。 いつものようにこのプログラム「オペラへの招待」は中ホールでの公演。Covid-19感染防止で大ホールに会場が変わることもあったが、今日は隣の席も埋まる通常開催の形式で公演され少…

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庄司紗矢香のヴァイオリン 久しぶりに聴く

愛知県芸術劇場の芸術監督に勅使河原三郎氏が就任する。3月にその就任記念に佐東利穂子と庄司紗矢香とでダンス&音楽の創作「三つ折りの夜」を公演予定していたがその公演がCovid-19感染で中止になった。その後見つけたのがこのリサイタルである。 いずみホールで庄司紗矢香のリサイタルを聴くのは2度目。2014年のメナム・プレスラーと、2015年のジャンルカ・カシオーリのコンサートが最後になる。その…

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関西フィル 拠点を門真市に

関西フィルは市内弁天町にあるオオサカ・ベイ・タワーに拠点があり、練習はタワー内のチェリーホールで行ていた。しかし、11月に門真市と「音楽と活気あふれるホームタウンパートナー協定」を締結し、来年4月からは門真市民文化会館(ルミエールホール)を拠点に活動することになった。理由は賃料アップの要求で、関西フィルとしては財政の許容範囲を超えていたのだろうと思える。オオサカ・ベイ・タワーは市有地を利用した公…

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葵トリオ(びわ湖ホール)

久しぶりのびわ湖ホールでまた少し寒くなってきたかなと思っていたが、びわ湖湖畔は風もなく暖かかった。珍しく比良の山並みも見えていたが、もちろん雪は全く見えない。 葵トリオは2週間のツアーを行っていて、びわ湖ホールが最後の公演。いつもなら小ホールの演奏会になるはずだが、Covid-19の感染防止で大ホールで行われた。アンコールの前に小川さんがマイクを持って話したが、メンバーにとっても室内楽…

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関西フィル定期演奏会第315回

<11月20日> 日曜日にびわ湖のコンサートに出かけるので、チケット屋さんで大津までのチケットを購入する。JRの昼得の切符がなくなってから京都方面に出る時もチケット屋さんを利用しなくなったのだが、昼得がなくなってもチケット屋さんで購入する方が片道320円程安くなるのだ。 もう2点のお買い物は靴下で履けるサンダルと来年の手帳。サンダルは大阪駅のルクアとヨドバシリンクスを探してみたが見つから…

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Qエクセルシオ 京都定期演奏会

いつもは定期演奏会の前に2、3度は聴いているのだが、今年はこれが初めてで1年ぶりになる。会場は例年通り京都府民ホール・アルティで御所の前にある。今日は時間に余裕があったので、丸太町駅で下車し京都御苑を歩いて会場に向かう。すぐに色鮮やかに黄葉した銀杏の木があったが、この調子だともっと鮮やかな木があるかもと写真に納めなかった。しかしこの黄葉を越える木は見つからなかった。コンサートの帰りに写真に収めた…

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関西フィル定期演奏会 第314回

<10月29日> 関西フィルは9月の定期公演まで入場制限を行っていて、電話で出席の有無の確認があった。10月の確認がなかったのでどうしたのかなと思っていたら、手紙で通常公演の連絡が入った。そこでN95のマスクを持参してシンフォニーホールへ出かけた。玄関には紫のイルミネーションが灯り、一度経験したチケットチェック、体温チェック、消毒噴霧を経てホールへ入場する。今日は30分以上前に来て余裕で席…

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関西フィルから留守電が

関西フィルから留守電が入っていた。また連絡を入れますとのことだったが、こちらから連絡を入れた。8月は定期の演奏会はないのだがと疑問に思っていたが、連絡の内容は9月の演奏会のことだった。海外の指揮者を予定していたが来日ができないのでプログラムを変えるということで、当日の出欠の確認だった。一度Covid-19 の感染を防ぐため縮小された演奏会に出席したが、心から楽しめる雰囲気ではなかったので欠席する…

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関西フィルから連絡

7月の定期演奏会の件で連絡があった。先月と同じで入場制限をするので出欠の確認である。Covid-19 感染予防の中で初めて聴いた先月の定期演奏会、結論から言うと楽しくないし、面白くもない。そこで欠席すると言うと「では払戻・・・」と返事が返ってきた。入場制限での演奏会なので欠席の場合は払い戻しができるようだ。払い戻しの話を進める相手の言葉を遮って「寄付にしてください」と述べて電話を切った。 …

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関西フィル 4か月ぶりのコンサート

Covid-19 感染で自粛の為休演が続いたこと、その前月に自主的不参加で今日が4ヵ月ぶりに聴く生音。シンフォニーホールの席は1400席だが密にならないために隣の席を空席にしている。そのため収容人員は700名になり、以前のような利益は望めそうにない。ベースとなるのは協賛や寄付しかないようだ。演奏者は第一・第二ヴァイオリンが6名ずつ、ヴィオラ・チェロが4名ずつ、コントラバスが2名で弦楽器は22名。…

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公演延期のチケット中止に

シンフォニーホールの<横坂源&萩原麻未>の公演、当初3月14日の予定だったが6月19日に延期されていた。「あ、コンサートの予定が入っている」と予定表を見ていた。本当に開催されるのかホームページで確認してみると中止になっていて、チケットは払い戻しが可能になっていた。 考えてみると当然なのかもしれない。Covid-19 感染に備え現在の公演は演奏者を減らすだけでなく、観客席の間隔も取るようにな…

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