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zoom RSS 大阪逃避3週間 振り返って(2/2)

<<   作成日時 : 2017/09/03 23:27   >>

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次の宿泊地紋別への移動途中、留辺蘂駅からおんねゆ温泉の「北の大地の水族館」を見学した。国道にある道の駅内にある水族館で、北海道にはこんな施設が多い。
紋別のホテルにはユニクロの陸上部様と垂れ幕があり、翌日には関東の大学陸上部、翌々日にも垂れ幕が増えていた。近くに空港があり移動は便利だし、最高気温が20℃と夏場の練習コンディションとしては良いのか、関東の企業や大学陸上部の合宿地域になっているようだ。観光案内所ではそれはそれはたくさんの陸上部の名前が書き連なれていた。
紋別ではホテルで借りられる自転車で「オムサロ原生花園」「紋別市立博物館」、カニ爪のある「流氷科学センター」を巡る。その日夕方テレビを見ていると、紋別市内で火事とテロップが流れ、屋上でその様子を眺める。同じように屋上にやって来た一家族と話をする。紋別の滞在でようやく、「長期滞在の過ごし方」てこんなものなのかな、とヒントらしきものを得ることができた。
裏山になる大山をハイキングした時は、歩き始めてすぐにクマが出るのではと気が付き不安になる。頂上の下山口には心配したとおり「クマに注意!!」の看板が立っていた。北海道では裏山でもそこは原生林なのだ。

紋別からは昨年台風で行けなかった登別のクマ牧場を目指す。途中札幌で1泊し競馬場の見学、余市で1泊しニッカウヰスキーの蒸溜所を見学したあと、倶知安・ニセコを通る函館本線から室蘭本線仁乗り継ぎ、登別温泉の奥にあるカルルス温泉へ向かう。
カルルス温泉は昨年も泊まったところで、ここで3泊しクマ牧場に出かける。ノンビリした場所なので、この旅で初めてランニングにも挑戦した。最後の日は一日中雨で、温泉に入り旅館で過ごす。
道東を離れると、キャスター付きのトランクケースを引いている観光客が目立つようになる。登別温泉は外人さんの観光客ばかりで、日本人観光客の方が数が少なく見える。これは昨年と同じで、路線バスやJRを使って小さな子供を連れた家族連れが多い。私が彼らと同年代だった時代に、家族を連れて個人の海外旅行に出かけられただろうかと考えると、その勇気に感動してしまう。
ただそれは、インターネットで簡単に情報を得られる時代になったから、出来ることなのかもしれない。バスの案内所で目にしたのは、スマホをかざして日本語で説明してもらい、それを中国語に翻訳してOK、OKと返事をしている姿だった。そんな光景をを目にすると、インターネットや機器の進歩を改めて認識せざるを得ない。
旅行のスタイルはアジア系とヨーロッパ・アメリカ系とは違っているようで、アジア系はキャスター付きのトランクケースを引き、ヨーロッパ・アメリカ系は大きなザックを背負っている姿の方が多く感じる。
また今回も思ったが、英語は是非とも話せるようになりたい。そんな機会は何度もあったので、勿体ないような気がする。アジア系には少ないが、ヨーロッパ・アメリカ系には女性一人の方も多かった。余市で一度だけ話しかけたことがある。学生さんにしか見えないのだが、ニッカウヰスキーの蒸溜所で試飲していたので、それなりのお歳なのかもしれない。

北海道カルルス温泉からジパング倶楽部を使って、特急で函館に向かった。東北青森へは津軽海峡フェリー0時30分発に乗船しフェリーで1泊する。出航までの時間を五稜郭の散策で過ごす。ただフェリーターミナル近くのバス停までの最終バスが20時前なので、早くからターミナルに入ることになる。24時間運行されるフェリーターミナルは、ホテル代わりに利用する人がいるようで、早々と横になっている旅行者の姿を目にした。

青森のフェリーターミナルで、バスが走り始める時間まで休憩するつもりでいたが、ターミナルが着岸した岸壁から遠く離れていたので青森駅まで歩くことにした。ザックを背負って歩いていても汗が出ない涼しさだった。白神山地の土を一度踏んでみたくて、五能線の朝の「快速しらかみ」の指定席キャンセルを確認したがダメだった。仕方なく目的地十二湖駅から秋田までの「快速しらかみ」の指定席を購入して青森駅から弘前に向かう。弘前で朝食を済ませ初めての五能線に入るが、乗換の深浦駅に着くお昼には前線の影響で強風と大雨になり、そのまま五能線全線が運休になってしまった。
深浦駅までは途中で乗車してきた阪急や大手のツアー参加者が沢山いたのだが、深浦駅で待つ観光バスでツアー客は消えてしまった。小さな待合室に残されたのは、青春18や別のフリー切符を持つ老人5人と若者が5人ほど。駅員の「代替バスを手配しています」という言葉を信じて、ただ待つしか無かった。当初は新しい情報があれば駅員室から出てきて丁寧な説明をしてくれていたが、ついに「スマホに新しい情報も出ていますので、そちらを見て下さい」と、「詳しいことは読売新聞を見て下さい」と言ったどこかの政治家のように話すようになってしまった。
こんな非日常の事態の時には運命共同体として、駅で待つ人間に連帯感が生まれてくる。そして隠されている人間の本性も現れることが多くなる。若者にスマホの情報を教えてと問うと、こんな情報もあるよと色々な情報を得意げに教えてくれる。その若者2人は秋田から新幹線で今日中に東京に戻る計画だが、風体とは違った優しい対応に驚く。老人の中にも大らか雰囲気を醸し出す二人連れがいた。1人はアル中のように手にはいつもアルコールの缶があり、その人は秋田で別れるときに私の手を両手で握りしめてきた。
列車の発車時刻を2時間遅れて、15時に東能代駅往き代替バスが深浦駅を出発する。バス運転手に駅員が出した指示は「各駅停車」だった。そのあとに目にしたのは、雨の中を傘をさして各駅舎を律儀に見て回る、まじめなバス運転手さんの姿。無人駅が多く、情報も無い駅舎で2時間以上も待つ人など想像できないのだが、道路から駅舎が離れていると何十分も掛けて確認してくる。そんな姿は、いらだってバスに乗っている人間の感情も変えていく。結局3時間をかけて、ようやく東能代に到着する。その頃には一部運休区間があった羽越線も運転を開始していていた。当初五能線の十二湖駅から乗車する予定だった「快速しらかみ」も、東能代駅始発で運転され当初の計画通りの時間に秋田に着け1泊する。五能線運休でご一緒した仲間とはココで解散する。

秋田の男鹿線にも乗車したかったが、寝過ぎてしまい断念する。その替わり城趾がある千秋公園を散歩し、図書館にある石川達三記念室、佐竹資料館、民俗芸能伝承館などを見学して鶴岡に向かう。
鶴岡では湯野浜温泉で1泊し、翌日に目的の加茂水族館を見学する。昨年月山で一緒になった女性が、幻想的なクラゲの写真を送ってくれたのがきっけで、これは一度行かなければと思ったいたのだ。しかし彼女のような写真は撮れていない。水族館を見学のあとは、時間をおかずそのまま新潟に向かう予定だったが、鶴岡の市街地が面白そうだったので乗車する列車を遅らせ市内を歩く。城趾にある藤沢周平記念館でほとんどの時間を過ごしてしまった。鶴岡駅前は観光案内所とお土産や食事処がビル内に出来ていて、昨年より便利になっていた。

新潟には遅く着いたので、駅中にあるスーパーで夜の食事を買い込んで1泊する。スーパーの食事で済ませるのは、平日なら5、6千円で泊まれるホテルに土曜日ということで1万4千円も出すことになったから。最近は観光地だけでなく都心でも平日と差を付けるようになった。特に新潟近辺は宿泊地域の範囲を拡げても、土曜の宿は取りにくくなっている。
バスターミナルに丁度古町に向かうバスが止まっていたのだが、目の前で発車してしまった。これを見ていた女性と話をすることになり、携帯の電話番号を交換することになる。

翌日は新潟の競馬場を見学した後、16時30分に出航するフェリーターミナルに向かう。昨年の月山以来、新潟で乗船するのは2度目で、昨年と同じように船内でピアノとフルートの演奏を楽しみ、フェリーで1泊する。
翌日の5時30分に敦賀港に着岸、ようやく関西の土を踏み大阪避難の旅を終える。朝だったが真夏の空気と違っているよう仁感じた。自宅に戻ってから2日間はクーラーを使ったが、それ以降は最低気温が25℃を下回りクーラーを使わなくなった。

大阪からの避難を終えてみて、ホテルを転々とするよりは2ヶ月ぐらいのチョイ住を念頭に入れた方がいいのではと思った。下宿という看板は道東の3つのいずれの街にも見かけたし、別の滞在方法もあるのかもしれない。加えて動ける足がどうしても必要である。路線バスや鉄道は、利用者が減っているので便数も少なく不便で値段も高い。拠点となる街としては、釧路は郊外化していて中心的な繁華街が寂れている。北見はお店が集まっていて活気がり、紋別もJRの駅から遠く、こぢんまりしているところが良い。紋別は冬と違って夏場は観光客も少なそう。
<8月16日>
紋別市「流氷岬」
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オロセ原生花園
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厳島神社
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「流氷科学センター」にあるカニの爪
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ホテル近くのラーメン屋の火事
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<8月17日>
市民スキー場第2リフトからオホーツク・スカイタワーを望む
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オホーツク・スカイタワー
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スカイタワーから見る紋別市内
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<8月20日>
余市町ニッカウヰスキー蒸溜所
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車窓から望む夏のアンヌプリ
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<8月23日>
函館市五稜郭
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函館山の夜景
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<8月24日>
青森市朝のフェリーターミナル
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<8月25日>
秋田市千秋公園のハス
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車窓から眺める鳥海山
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<8月26日>
鶴岡市加茂水族館のクラゲ
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<8月27日>
新潟市大雨で濁る新潟港
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